NTT伝送システム研究開発経験者,槇一光のブログ

Management World 2010

毎年3000人の通信関係技術者がニースに集結

OSS/BSSの技術やビジネスに関する発表と製品展示

Management WorldはTM Forumが主催する通信事業者、CATV事業者およびインターネットサービスプロバイダ向けのOSS(Operation Support System)やBSS(Business Support System)に関する技術内容やビジネスの方向性の講演とソフトウェア製品の展示を行うイベントです。通信関係の展示会が寂れつつある中、Management Worldはここ数年、毎年3000人規模の人が集まっています。

 

2010年5月18日~20日にニース(フランス)で開催

 

アクロポリス国際会議場の外観今年のManagement Worldは上記の日程でニースのアクロポリス国際会議場で開かれました。会議では6件のキーノートスピーチと7つのテーマ別に沿って139件の発表がありました。7つのテーマとは、サービス、技術、ビジネス、料金管理、顧客経験、防衛およびクラウドサービスです。防衛は2年前位から話題としてとりあげられ、米国防総省やNATOの関係者が軍のネットワークの管理について発表しています。

Management World 2010クラウドサービスはまだ2回目ですがTM Forumとして力を入れている分野です。展示は108社が各社のブースやカタリストプロジェクトと呼ばれる実証実験の展示コーナーで宣伝に努めていました。残念ながら日本の企業の展示はありませんでした。スポンサー名としてはNetCracker社を買収したNECの名前がありました。(写真提供は多田壽氏)

Management World 2010のホームページ 

 

TM Forumとは

TM Forumは日本では聞きなれないと思いますが、正式名はTeleManagement Forumといい、1988年に創設された サービスプロバイダおよびサプライヤのビジネス効率性向上をめざすための標準作りを進める非営利産業団体です。今日では195の国や地域から700社以上の会員がいて、世界の大手通信事業者はすべて会員になっています。日本からは、NTTグループ、KDDI研究所、日本電気、富士通などの企業が会員になっていますが、TM Forumの活動そのものにはほとんど寄与していません。

 

TM Forumのホームページ