覚えたことが身になる
若さは力であるといっても、若い人にはぴんとこないかもしれません。中年になって記憶力がおぼつかなくなるとよく分かるようになります。若さのすばらしさは、覚えた事が身になることです。ですから若いうちに色々な事を勉強しておいて欲しいのです。
趣味的に覚えた知識は一生もの
特に、好きで趣味的に覚えた知識は一生のものになります。趣味でいえば、鉄道の機関車や電車の形式番号や自動車の車種名は、好きだといくらでも覚える事ができます。仕事の例でいえば、LINUXのコマンドは年をとってからではすべてを覚える事はほとんど不可能ですが、若いときに覚えてしまえばその後ずーっと使えます。私達の世代で言うと、ハードウェアでTTLのICの型番とその機能やピンの配置は、毎日半田ごてを握ってディジタル回路を組んでいた人にとっては自然とあるいは否応無く頭に入ってしまい、設計図を書かなくてもある機能の回路を作り上げることができるようになります。「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますが、ものを覚えるにはそのことが好きになることが一番です。これに若さが加われば「鬼に金棒」です。
語学は何とかなるところまでは必ずやる
もうひとつ、外国語については若いうちに「いざとなれば、なんとかなる」レベルまで勉強して身につけておいてください。技術開発を目指すのならぜひ英語を身につけてください。特に、リスニングについてはネイティブの先生について、色々な発音の英語があることを学び、とにかく聞き返してでも相手の言っていることを理解できるようになっておいてください。日本語の場合でも相手の言っている事を100%理解しながら会話しているわけではなく、これは外国語でも同じだといえます。そう思うと少しは外国語の会話も楽になります。それでも相手の言っている事を理解できないようでは話が前へ進みません。この耳を慣らす事においても若さは力になります。
