NTT伝送システム研究開発経験者,槇一光のブログ

あなたの明日のために

人としての魅力をつける

あなたが一人前の開発技術者をめざすのなら、まず人間としての魅力をつける努力をしてください。技術は一流でも人間としての魅力のない人では、部下もついていけませんし、お客様から見てもこの人に仕事を任せて大丈夫だろうかと疑問を持たれてしまいます。これは、なにも開発に限ったことではなく、世の中で通用するための条件です。人間としての魅力をつけるためには、技術の本だけでなく社会や経済の本を読み世の中の常識を身につけることが必要です。

さらに、恋愛を経験することもよいことかもしれません。そうはいっても、たくさんの恋愛をするわけにもいきませんから小説を読んで擬似体験することも良いと思います。なぜ、こんなことをいうのかというと、人間としての魅力は相手の立場に立って物事を考える事ができることにより生まれてくるものだからです。べつに、相手に迎合しろと言っているわけではなく、相手の主張を十分に理解した上で自分の主張の言うべき点はきちんと言い、実りある議論をすることが大切です。

 

先輩・後輩を含め人のつながりを大切に

また、先輩や後輩をはじめとする人間関係を大切にして、幅広く色々な人と交際することが必要です。特に、この人はすばらしい人だという人と巡り合ったら、その人の考え方や行動をよくみて学ぶことが大切です。もちろん、人間ですからすべての面ですばらしい人はそうはいません。悪い面は反面教師として学べばよいのです。この人から学ぶ習慣をつける事は、将来人事で人を評価するときに大変役に立ちます。人は、こちらがその人とのつながりを大切にしたいと思って接すれば、相手にもその気持ちは伝わるものです。システム開発のプロといわれるような技術者と知り合ったら、その人の技術的判断の根拠を聞いてみてごらんなさい。なんでもないと思われる判断の裏に隠されていることがたくさんあるものです。

 

技術は一生勉強する

さらに、しつこく言いますが、技術は一生勉強してください。技術は日夜進歩しています。技術の勉強に関してこれでいいと言う事はないのです。若い時代には自分の専門を作るために特定の分野の技術を深く掘り下げるように勉強してください。仕事が忙しく勉強の時間がとれない場合でも、かばんの中に専門の本を入れて歩き、ホームのベンチでも電車の中でもちょっとの時間を大事にして本を読む習慣を忘れないことが大切です。