NTT伝送システム研究開発経験者,槇一光のブログ

技術力があなたを強くする

ある技術分野の専門家になる

マネージャーには、ある技術分野の専門家になって技術力で勝負ができるようになることが必要です。ひとつの技術分野で専門家になると不思議と技術的な勘が働くようになり、外の技術分野の事象に対しても正鵠を得た意見を言えるようになります。専門家になるにはひとつの技術分野で10年は仕事を続けないと難しいので、途中で仕事が変わっても、自分が専門とする分野の勉強を続けて下さい。不思議なもので、そういう努力をする人にはチャンスが回ってきます。

大局的判断力を養う

システム開発プロジェクトを推進する上で、マネージャーは色々と判断しなければならないことがでてきます。とかく自分のプロジェクトの事情がこうだからああしたい、こうしたいと自己中心に考えがちですが、顧客の立場から見たときの物の考え方を身に付けることが大切です。大局的判断力を養うには、人の話を謙虚に聞くことや偉大な経営者に関する本を読むことが有効です。それと周りの人の行動や判断をよく観察すると、「人の振りみて我が振り直せ」ではありませんが、反面教師は結構います。

 

部下に仕事を任せる腹を持つ

マネージャーにはマネージャーのやるべき仕事があるので、開発プロジェクトの仕事の実体は部下に任せなければ全体としてうまくいきません。ついつい自分が技術的に強い分野の仕事だと色々口をはさみたくなるものですが、部下を育てるためには部下に仕事を任せなければなりません。部下に仕事を任せても最終的な責任はマネージャーにあるのですから、いかに太っ腹になれるか、どれだけ部下から信用されるあるいは尊敬されるかが問われるのです。マネージャーとして、きちんと技術的判断ができるだけの技術力をつけることが第一歩だと思います。