人を動かす 新装版 デール カーネギー著 
あまりにも有名な本。新人社会人になったらまずは読まなくてはならない。というか、思春期を迎えた全ての方が読んでみて損がない本である。学ぶ事が非常に多いのだが、その内容があまりにも簡潔であり、しかしなかなかカーネギーが書くような理想に近づくには困難である事に気がつくだろう。
だが、良く考えてみればとても単純で当たり前の事が書かれているのだ。そして私も含めて、多くの社会人が満足に到達できていない境地が書かれている。自分自身が、自己満足という殻を脱し、人間として一流な人物であると他者から認められるにはどうしたら良いのか...そんな魅力的な話が満載の本である。是非読んでみてほしい。
D=カーネギー氏いわく、『経済的成功の15パーセントは専門的知識から生み出されるが、残りの85パーセントは「考えを表現する能力、リーダーシップをとる能力、そして人々の熱意を引き出す能力」によるものとなる。』
人と接する際の基本的な原則を基に、自分が重要視され、評価されていると相手に感じさせるようなスキルを教示し、また、操られていると相手に感じさせないようにしながらつき合う基本的な手法にも重点を置いている。カーネギーは、誰かに自分が望むことをさせるには、状況を一度自分以外の視点に立って観察し、「他人の中に強い欲望を喚起させる」ことで可能になると述べている。
更に本書を通じて、相手に好かれる方法、自分の考え方に相手を引き込む方法、相手の感情を害することなく、あるいは恨みを買うことなくその人の考え方を変える方法を学ぶことができる。例えば、「他人にその考えが自分のものだと感じさせる」方法、そして「まず自分の失敗について語ってから他人を批判する」方法などが説明されている。
とても魅力的なテーマだ。



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