飯田橋歴史のプロムナード「新徴組屯所跡」のランドマークのすぐ裏に 長崎ちゃんぽん 2×3 (スリーレッグ)がある。
一見すると喫茶店かな?と思えるような外観なのだがしっかりと「長崎ちゃんぽん」と書かれている。
おそらく住宅を改造して店舗にしたのだろう、しっかりとした玄関ドアを開くと、リビングルームのような雰囲気の食堂となっている。2階席もあるようだが、店内はとても清潔に保たれている。
テーブルに置かれた醤油さしや割り箸を入れたグラスなどには、曇りのひとつもなく、毎日きれいに掃除され新しく差し替えてあるのだろう、どのテーブルを見てもいっぱいまで醤油と酢が用意されていた。

メニューの先頭に「値上げはしません。もう少し頑張ってみます」と書かれている。
特に安いと言える値段ではないのだが、いったいどういうことなのだろう。
ちゃんぽんとめんたいごはんのセット、950円を注文してみた。
ご夫婦できりもりされているのだろうか?
注文するなり、心地よい返事と同時に調理が始まった。
気合いが入っている。
ご夫婦の息もぴったりである。
もしかして店名の長崎ちゃんぽん 2×3 (スリーレッグ)とは「二人三脚」の事なのか?
長崎ちゃんぽん+めんたいごはんのセットである。
ちゃんぽん専用の平たいどんぶりは、量が少ないように見えて、実はとてもボリュームがある。
ごはんも、思いっきり大盛りである。
一口食べて、この長崎ちゃんぽんが、ただものではないことが理解できる。
もやしを中心に、キャベツ、ニンジン、タケノコ、玉ねぎ、青ネギなどの野菜がたっぷりと盛られている。
魚介は、アサリ、イカ、蒲鉾、それに豚肉が一緒に炒められたスープがストレートの麺に注がれている。
野菜の火加減も絶妙だが、なんといっても魚介のうまみがたっぷりと出たスープは、これは病みつきになる。
アサリの出汁がすごく強いのだ。
蓮華ではなく底の薄いスプーンが添えられている。
なぜスプーンか?
それは、この長崎ちゃんぽんが気に入った人にのみ理解できる事である。
コクの強いスープと麺が程良く絡み合う。
これはちょっと、凄いちゃんぽんだ。
塩が違うのか?
厨房をのぞける位置ではないので真偽は確かめられない。
ごはんは、大きめの板海苔とペースト状の明太子がたっぷりと乗っていて、量的には私には多すぎた。
しかし、それでもスープもご飯も残さず完食。
そう、なぜスプーンか?
一滴も残さず、スープを飲むには、蓮華ではだめなのだ。
スプーンを添えている店主の気配りに是非気づいてほしい。
これで950円だったら、そりゃ、値上げしたくなるでしょう。
とても美味しかった。
大満足でした。



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